中国主要食料の生産と消費

本資料は、(独)国際農林水産業研究センターが業務として実施する開発途上地域の農林水産業に関する情報の収集・分析・提供の成果の一部です。

世界で最も高い経済成長を続ける中国は、世界最大の人口大国・農業大国であり、近年の食料生産・消費の急速な変化は、近隣のアジア地域のみならず、世界の食料需給の最大の変動要因の一つです。このため、その動向の把握は極めて重要です。また、中国は、国内に地理的・文化的に異なる背景を持つ地域があり、食料の生産・消費も地域ごとに大きく異なっています。よって、地域別の分析も不可欠です。

中国農業に関する統計資料は数多く存在しますが、その多くは継続的な入手が困難な行政資料であったり、全国での比較が困難な地域的資料です。また、公表統計についても頻繁な定義の変更、基礎データの見直しが繰り返され、時系列分析が不可能な項目も少なくありません。このため、中国国内においても、統一的な分析は極めて少ない状況にあります。

本資料では、このような現状を前提に、現時点で入手可能な最新の公表資料を収集し、中国の主要食料の生産と消費の現状をわかりやすいかたちであらわしました。利用される方々の利益に資すれば幸いです。