灌漑と水管理

研究課題「開発途上地域の資源・生産動向の分析・予測」では、世界の食料生産に関わる水資源利用に焦点を当てて2012年度の研究活動を行いました。FAO(国連食糧農業機関)、あるいはIMF(国際通貨基金)などのデータを入手し、灌漑開発の動向と穀物単収との関係、あるいはアフリカにおける輸入米依存の脆弱性や灌漑投資余力などの現状分析と将来予測を実施しました。

これらの成果として「世界食料価格危機と灌漑農業の行方」(日本ICID協会会報巻頭言)、「参加型灌漑開発管理の成果と課題∼水問題解決への重点課題」(環境技術誌論文)「サブサハラ・アフリカ稲作水管理研究の意義および現状と課題」(農業農村工学会誌報文)などを著しました。

また、日本学術会議IAHS・日本ユネスコ国内委員会主催オープンディスカッション会議「水に関する国際研究・教育プログラムへの日本からの発信∼若手研究者のキャリアアップとジャパン・イニシアティブ」(東京都千代田区)、Seminar on “Management Technologies and Policies to Enrich Indonesian Food Security”(インドネシア国ジャカルタ市)、ICID(国際灌漑排水委員会)技術・研究の理解と交流に関する作業部会ワークショップ(オーストラリア国アデレード市)、Seminar on “Synergies and Symbiotic Strategies in Irrigation -Lessons learnt from Japanese experiences-“(インドネシア国ジャカルタ市)などで講演を行い情報発信に努めました。