農業・環境・健康研究所によるタイ長期連用試験圃場の土壌動物相調査

公益財団法人農業・環境・健康研究所(IAME)は、有機農業が土壌に与える影響の評価を目的として、土壌の生物多様性に関する調査を、日本とタイを対象として実施しています。平成26年7月19日に、本調査の一環として、IAMEの調査チームが、タイ農業局(DOA)ロプブリー農業研究開発センターを訪問し、土壌動物相調査を実施しました。ロプブリー農業研究開発センターでは、JIRCASとDOAが、1976年から有機物施用や輪作を長期継続した場合の効果を調べることを目的とした、長期連用試験が実施されています。IAMEの調査チームは、長期連用試験圃場から土壌サンプルを採取し、土壌動物の分類と計数を行いました。

亜寒帯から熱帯に分布する有機農業やそれに近い管理を行っている農地を対象とする生物多様性に関する調査は例が少なく、今回の調査で、持続可能な農業と生物多様性の関係に関する貴重なデータが得られることが期待されています。

土壌調査を実施中のIAME調査チーム

土壌調査を実施中のIAME調査チーム