タイで事業展開する日系食品企業へJIRCAS研究成果を紹介

JETRO(日本貿易振興機構)は、日系食品企業の海外事業展開を支援することを目的として、日本政府、企業、JETROなど関係者間での情報共有や意見交換等を行う「海外連絡協議会」を開催しています。平成25年10月25日、JETROバンコク事務所が主催(在タイ日本国大使館及び盤谷日本人商工会議所農水産食品部会協力)して、バンコク日系食品産業海外連絡協議会が開催されました。

本会合には、JIRCAS食料資源利用プロジェクト中原和彦プロジェクトリーダー、本プロジェクトの共同研究機関であるカセサート大学食品研究所(IFRPD)Ms. Patcharee Tungtrakul所長が講師として参加しました。

中原リーダーからは、「JIRCASにおける機能性食品に関する研究状況」の演題で、タイ在来野菜・樹木野菜の抗変異原生性と抗酸化活性、大豆発酵食品による血糖値低下作用、発酵食品成分による血圧降下作用など、JIRCASの食品に関する研究成果を紹介しました。

一方、Patcharee所長からは、「タイにおける食品産業に関する情報:食品規制とIFRPDの活動(Information about food industry in Thailand: Food regulation and IFRPD’s activities)」の演題で、タイ国食品医薬品局(FDA)の食品規制の現況、IFRPDが実施している食品企業への支援活動を紹介していただきました。

講演後の質疑応答では、「プロジェクトが開催している地域食料資源の高度利用に関するセミナーには企業も参加できるのか」といった質問が参加者から寄せられ、活発な意見交換が行われました。

 

食料資源利用プロジェクトで開発された機能性食品の例(タイ在来野菜ゆで汁により抗酸化性を付与したライスナゲット)

食料資源利用プロジェクトで開発された機能性食品の例(タイ在来野菜ゆで汁により抗酸化性を付与したライスナゲット)